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2025.07.23
【開催レポート】島根県立古代出雲歴史博物館「はじめてのSNS活用研修(基礎編)」にて講師をつとめました!


古代出雲歴史博物館でのSNS活用研修として、講師のご依頼をいただきました。
講師はCOME TREES代表・広報マーケティングプロデューサーの二木春香が務め、
Instagramを中心に、文化施設や自治体がSNSを活用する際の基本的な考え方や発信ノウハウをお伝えしました。

島根県立古代出雲歴史博物館 はじめてのSNS活用研修

SNSが「はじめて」でも大丈夫。気軽に学べる場に
当日は、学芸員の方を中心に、SNSに慣れていない方から、
すでに発信をしている方まで、幅広い層の方々が参加されました。

冒頭では「SNSって難しそう…」「どうしても発信が億劫…」という気持ちをほぐすために、
参加者同士での「GOOD&NEW(最近あった良いこと)」のシェアタイムからスタート。

「そもそもSNSって何?」「なぜいま文化施設が発信すべきなのか?」といった背景を共有したうえで、
「プロフィールの設計」
「ハッシュタグやタグの活用」
「リール動画やストーリーズのコツ」など、
基本的な使い方や戦略の立て方について解説しました。

文化施設ならではの“届け方”がある
今回の研修では、単に「ツールの使い方」を学ぶだけでなく、

なぜ今、SNSが必要なのか

SNSがあることで生まれる新しい効果(信頼、広告効果、採用への影響など)

“ストーリー性”をどう活かすか

といった“考え方”も重視しました。

特に印象的だったのは、発信のハードルとしてよく聞く「ネタがない…」という声。

それに対して、講師からは「文化施設には“プロセスエコノミー”の宝庫がある」と提案。

たとえば、「展示の準備」「裏側」「資料の整理風景」「学芸員のひとこと」など、
何気ない日常こそが、外の人にとっては“魅力的なコンテンツ”になりうるという話に、
多くの方が頷かれていました。

はじめてのSNS活用研修の様子

実際の声から
研修の最後には、参加者からこんな声があがりました。

「発信のハードルが少し下がった気がします」

「メンションやハッシュタグなど、聞いたことはあっても意味が分かっていなかったけど、やっと整理できました」

「ハイライトやプロフィールの整え方をすぐ見直してみようと思いました」

「他の博物館の事例を見てみたいと思いました!」

学びと同時に、自分の職場に取り入れるヒントや、
明日からできる一歩がそれぞれ見つかった時間となったようです。

お伝えしたアプリ・ツール一部紹介
研修内では、以下のアプリやツールも紹介しました。

Canva:デザイン初心者でも手軽に作れるグラフィックツール

Foodie:料理や展示物の撮影にも便利な写真アプリ

VLLO:スマホで簡単に編集できる動画編集アプリ

島根県立古代出雲歴史博物館 はじめてのSNS活用研修

今後に向けて

COME TREESでは、文化施設・自治体・企業に向けたSNS活用研修や広報サポートを各地で実施しています。
「自分たちの強みをどう伝えていけばいいのか」「SNS発信の体制を整えたい」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

[講師プロフィール]
二木 春香(ふたつぎ・はるか)
株式会社COME TREES代表取締役。広報・マーケティングプロデューサー。
島根県よろず支援拠点コーディネーター。PR TIMES認定プレスリリースエバンジェリスト。
Instagramを活用したPR戦略や、地域資源の価値再発見をテーマに、全国で研修・講演・プロデュースを行う。

島根県立古代出雲歴史博物館 はじめてのSNS活用研修